男性の和装は少なくなり、
洋装の正礼装であるモーニングを
着る人が多くなっています。
- 【タイ】
- シルバーグレーや白×黒のストライプのアスコットタイ、もしくは結び下げ。
- 【チーフ】
- 白無地の麻かシルク素材のもの。
- 【シャツ】
- レギュラーカラー、もしくはウィングカラーの白無地のシャツ。
ダブルカフスが基本だがシングルカフスでもOK。
- 【ベスト】
- ジャケットと共布か、ウールやシングル素材のグレー又はアイボリーで、シングル・ダブルどちらでもOK。
慶事のときのみ共布のベストには白襟を付けると良いでしょう。 - 【ジャケット】
- 一つボタンのピークドラベルのジャケット。
フロント部分がウエストから裾にかけて曲線的にカットされており後ろ身頃の裾の長さは膝丈くらいまでが良いでしょう。
既婚女性の正礼装は黒留袖。
黒字の染め抜き五つ紋が付きます。
一般に松竹梅、
鶴などめでたさを表す文様が
施されています。
- 【帯留め】
- 宝石や蒔絵など、
高級感あるものなら
つけても良いでしょう。 - 【帯締め】
- 白か白地に金銀色のもの。
- 【末広(祝儀扇)】
- 少し小ぶりの礼装用の扇子を
末広といい、
帯の左脇に挿します。
広げて扇ぐことはしません。
- 【帯揚げ】
- 総絞りか綸子の白、
または白地に金銀が入っているもの。 - 【帯】
- 金地、銀地、白地の錦織や
唐織の袋帯を合わせます。
吉祥文様や有職文様など格調高い柄を選びます。